みやびの館@株式投資(別館)

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長期投資のための(てきとう)企業・業績分析を垂れ流すブログ

【決算分析】6670 MCJ(2024年3月期 第3四半期決算)

企業概要

PCビジネスの持株会社。オリジナルPC開発・生産・販売、モニターの開発・販売、パソコン基幹パーツ(CPU・マザーボード・HDD)・周辺機器の卸売、パソコンショップと修理の「パソコン工房」運営。特化型製品のクリエイター向け・ゲーム向け高性能パソコンの受注生産(BTO)、完成品販売。主要製品は「mouse」「G-Tune」「DAIV 」ブランドのパソコン、「iiyama」ブランドの液晶ディスプレイ(PCモニタ・産業用タッチパネルモニタ・デジタルサイネージ製品)。その他、総合エンターテインメント事業として「aprecio」ブランドによる複合カフェ店舗、24時間フィットネスジムを運営。2014年世界最小クラスのスティック型PCを発売。2017年VR向け超小型ゲーミングPC「NEXTGEAR-C」、IoT機器「mouseスマートホーム」を発売。2018年ソフトバンクコマース&サービスとAR/VR/MR分野で業務提携。

業績から

  • 減収ながら大幅増益
    • 売上より利益を確保する方針か
    • 3Q単体でも微減収で大幅増益
  • 利益面が好調で上方修正あり

指標値から

  • 業績は好調ながらPERやEV/EBITDAは低め
  • ROEは15%と高め。長年の間15~20%と高い水準を維持
  • 自己資本比率も高く、財務も安定。

チャートから

  • 好業績を受けながら株価は右肩上がり

定性的な面から

ポジティブ

  • 今後Windows10からWindows11への買い替え需要が発生するはず

ネガティブ

  • 国内のPC出荷台数は低迷気味

その他

  • 来期の反動減が微妙に怖いが…基本良い企業