企業概要
建築設計デザイン会社。 インテリア・プロダクト・建築の設計デザインを軸に、オフィス・商業施設・都市開発・環境からプロダクト・ブランディングまで幅広い領域の企画デザイン・設計・施工を営む。施工業務は、元請けとしてプロジェクトマネジメントとコンストラクションマネジメントが連携、デザインビルド業務(企画・デザイン〜デザインプランの具現化)にあたる。事業領域は内部空間(オフィスや商業施設)や共用空間(ビルディングエントランス、ロビー)から、ビル共用部のデザインを行う環境設計。リーディングプロジェクト(先端的なアイデアによる新しい分野への取り組み、街区全体をデザインする都市開発、老朽化したビルディングのリニューアルデザイン等)に取り組む。フィリピンの子会社は3Dイメージパースを製作。プロダクトデザインとしてオリジナルオフィス家具「201°(にひゃくいちど)」を制作。主要取引先は天特興産、PayPayカード、サンフロンティア不動産。
業績から
- 大幅増収増益
- 営業利益率が8%まで改善
- 売上に対する販管費率は25%と過去と比較して高めではあるものの売上の増加で利益を確保
- 営業利益率が8%まで改善
- 勢いは落ちるものの今年度も二桁増収増益
- 期初時点のプロジェクトストックは前年比+47%の85億円と大幅増加
指標値から
チャートから
- 前年度の好調を見越して株価は回復中
- この業績なら今の株価が妥当な水準かな…
定性的な面から
ポジティブ
- ビジネスが長期大型化していることにより収益は安定方向に(収益認識基準の影響)
- 期初のプロジェクトストックもたまっており今期も調子は良さそう
ネガティブ
- プロジェクトの獲得率は70%に悪化したまま戻らないか
- 成長企業としては今回の中計は少し物足りないかも
その他
- 営業CFはプラスに転換したものの、フリーCFは相変わらずマイナス
- 2026/12には売上145億の営業利益率9%を目標
- 売上が毎年+10%くらいを想定か
- 営業利益は13億程度が目標か
- 2026/12の時点で目標時価総額は150億(現在の2倍程度)
- 業績が向上すれば達成も可能だとは思うが、実際にあらゆる手段を用いてまで目指すのかは気になる