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長期投資のための(てきとう)企業・業績分析を垂れ流すブログ

【決算分析】410A GMOコマース(2026年12月期第2四半期決算)

企業概要

店舗マーケティング支援会社。店舗のCX向上およびDX推進を支援するマーケティングプラットフォームの開発・提供、LINE公式アカウントやInstagramの導入・運用支援とコンサルティング。小売、飲食、アパレル、エンターテインメント業界の中小規模から大手チェーン店に至るまで、17000店舗の顧客基盤を有す。主要サービスはGMOマーケティングDX支援(集客ツール統合、店舗に最適なマーケティングツール導入・運用支援、店舗販促)、GMOマーケティングコネクト(統合型デジタルマーケティングプラットフォーム、マルチチャネル対応)、GMOおまかせ広告(広告運用代行サービス)。2025年AI搭載の店舗向けCXプラットフォーム「GMOマーケティングコネクト」をリリース。主要取引先はLINEヤフー。

業績から

  • 売上は+23.8%、営業利益は+14.4%と好調
    • ARRは+24.9%増、顧客数も+14.9%増、顧客単価も+6.8%増と順調。更に解約率も-1.2%も低下


  • ARRは順調増。顧客数と顧客単価も順調増


  • 解約率は低位安定
    • 例年2Qは解約率が高くなるのに今年度はかなり改善(上場効果?)

  • 売上の順調増に伴い販管費率も順調減

  • 原価率は前年度の15%から27%に悪化
    • 1Q確認時は「GMOマーケティングコネクト」の開始に伴う仕入れ原価の発生とのことだったが、2Qは原価率が更に悪化しているため確認


指標値から

  • PERは14.7倍とそこそこ評価はされている
  • EV/EBITDAは5.9倍と割安圏
  • 配当性向は65%で利回りは4.43%と高配当の領域

チャートから

  • 上場後の下落&Saasショックのダブルパンチで大幅下落して、1000~1200円の範囲で安定?

その他コメント

  • 配当性向 65% or DOE 8%の高い方を選択

  • 買収したGMOデジタルラボの業績は改善傾向に
    • 上期で前前期の通期実績を超えている

【決算分析】3447 信和(2027年3月期 第1四半期決算)

企業概要

仮設資材メーカー、岐阜県海津市本社。建設現場で使用する仮設資材/システム足場(くさび緊結式足場、次世代足場、仮設施工)の供給を中心に、仮設資材のレンタル、OEM製品の受託製造、物流機器の製造・販売。仮設足場の大手(低層〜中層向けくさび緊結式足場「シンワキャッチャー」)。中層〜高層向け次世代足場「SPS」(大型施設や公共工事をターゲット)の拡販、仮設資材のレンタル事業へ本格展開を推進。物流機器事業は工場・倉庫・建設現場における物品の保管・搬送等に使用される保管・搬送用パレット、AGV/無人搬送機器、スチールラック、パレットのオーダーメイド制作など。2016年次世代足場「SPS(サイレントパワーシステム)」の製造・販売を開始。2017年次世代足場「NDS(ダーウィン)」の製造・販売を開始。2023年橋梁用システム足場「ラピッドフロア」をIHIインフラシステム等と共同開発。2024年ヤグミグループ(足場施工会社)の子会社化。2025年海津建設を子会社化。

業績から

  • 一桁ながらも増収増益
    • 次世代足場の販売が減少するも、それ以外は好調に推移



指標値から

  • PERは8.6倍と割安
    • 会計がIFRSだから日本基準より低めとなる点は留意
  • PBRは0.8倍と低めだけどのれんが大きいのでこれで割安とは判断できず
    • 新中計では1倍超を目指すとのこと
  • 配当利回りは2円増配で36円となり、配当利回りは3.49%
    • 優待まで加味した総合利回りは長期の最良条件で5.1%程度に

チャートから

  • 優待拡充で株価が戻ってはいるものの今後は1000円前後で推移する?

その他コメント

  • 新中計計画を公表
    • 2031年度に売上350億円、営業利益35億円以上を目指す
      • 2027/3と比較して売上は+55%、営業利益は+40%程度

  • 配当は累進配当を継続

【決算分析】9564 FCE (2026年9月期 第3四半期決算)

企業概要

教育研修グループ。DX推進(RPAソフト、ITツール、コンサル)、教育研修(学校・学習塾向け、HR分野/企業向けを対象に人材育成、教育研修、eラーニング、教育プログラム)、その他(出版)の事業。DX推進事業はRPAサービス「ロボパットDX」(使う人がカスタマイズできるパーソナルRPA)、DX推進のコンサルティング・サポートの提供。卸売業・小売業、製造業、士業、サービス業、不動産業を中心に1800社超に導入。教育研修事業は人材育成プラットフォーム「Smart Boarding」教育業界向け授業プログラム「7つの習慣」(世界的ベストセラーのビジネス書「7つの習慣」ベース)、eラーニング「Find!アクティブラーナー」、中高生向けビジネス手帳「フォーサイト手帳」開発等。リンクアンドモチベーション<2170>の持分法適用会社。2017年持株会社化、「ロボパットDX」リリース。2023年POPER<5134>と業務提携。2024年リンクアンドモチベーションと資本業務提携。2025年セイファート<9213>と業務提携、ジーニーと資本業務提携。

業績から

  • 3Qは二桁増収増益かつ、2Qでの減速を一気に吹き飛ばす格好に
    • 年間通してコストを平準化の言葉通り、3Q単体では営業利益が30%近い増益に
    • Smart Boardingも悪くないもののDX推進事業の絶好調さが光る


  • 通期の純利益を上昇修正
    • 保有株式の一部売却に伴う特別利益が理由
    • DX、AI関連が好調の反面、教育事業が軟調であることを踏まえて売上や営業利益等は一旦据え置き
      • 進捗率は高いものの、従来より4Qはコスト先行の企業(今年は平準化したとはいえその傾向は当然残っていると考えられる)

  • DX推進事業の導入社数については、今期は3Qまでで300社増の2134社
    • 四季報の2230社まで残り100社増程度と十分射程圏に(3Q単体では79社)
  • ロボパットマスター認定者数は四半期ごとに250名程度増加する傾向


指標値から

  • PERは13.7倍と20%以上の利益成長が続いている企業としては割安
    • 特別利益による上方修正前のEPSで考えると14.5倍とそこそこ評価されている感じではある
  • EV/EBITDAは9.5倍とぼちぼち評価されている感
  • ROEは20%前後の水準を維持
  • 自己資本比率は71.7%と高水準を維持
  • 配当性向は25%を宣言しており、1円増配で今期の配当利回りは1.94%に
    • 株価の上昇により利回りは低下
  • 現金を含む流動資産が増え、流動負債が減り、流動比率が一段と改善
    • AI関連事業の子会社を通してM&Aも画策?


チャートから

  • 好業績を反映してなのか、徐々にではあるが株価は持ち直しの兆候
    • 3Qは利益面がかなり良く、決算発表直後の株価下落は謎だが、その後きっちり持ち直し

その他

  • 特別優待と増配による還元強化でありがたい
    • 単元保有者の総合利回りは5.46%とかなり高い


  • 値上げ検討中とあり、ストック性が高い事業だけに値上げをすればかなりのプラスに
    • 解約率を睨みつつどの程度まで上げても問題ないか検討中か?

【決算分析】9616 共立メンテナンス(2027年3月期第1四半期決算)

企業概要

施設管理運営会社。寮(学生寮、社員寮、マンション、シェアハウス、受託・管理運営)、ホテル(ビジネスホテル、リゾートホテル)、総合ビルマネジメント、フーズ(受託給食)、デベロップメントの各事業を営む。「食(べる)」「住(む)」「泊(まる)」に関わる事業を全国展開。寮事業の学生寮・社員寮「ドーミー」、ワンルームマンション「ドミール」、受託寮の運営・受託管理が主力。ホテル事業は長期滞在型ビジネスホテル「ドーミーイン」、リゾートホテル「癒しの湯宿」を運営。全国の拠点数(寮536、ドーミーイン・リゾート143、2026年3月)。その他、総合ビルマネジメント(ビルの施設管理)、フーズ(外食・受託給食・ホテルレストラン等受託)、デベロップメント、シニアライフ(高齢者向け住宅の管理運営)、PKP(自治体向け業務受託)など。2024年大和ハウス<1925>・コスモスイニシア<8844>と資本業務提携。

業績から

  • 1Qは微増収微増益。
    • 寮事業、ホテル事業共に売上は増加。大規模リニューアル工事の増加によりホテル事業については減益


  • 寮事業については稼働率が98.5%とかなり好調に推移

  • ホテル事業(ドーミーイン)については、稼働率、客室単価共に前年比をわずかに上回って推移
    • 直近の7月も稼働率、客室単価共に好調に推移


指標値から

  • PERは17.4倍とこの業績を考えるとかなり評価されている感じ
  • 配当利回りは1.33%と低いが、優待まで勘案すると3%程度
    • 9月も長期保有株主には追加で優待券が配られることが待たれる…
  • 自己資本比率は45.7%とぼちぼち
  • 流動比率はちょい怪しいものの許容範囲、有利子負債比率については問題なし

チャートから

  • 本決算を境に右肩上がり。ただ急に上がり過ぎ感もあるが…

【決算分析】1429 日本アクア(2026年12月期第2四半期決算)

企業概要

断熱材メーカー、ヒノキヤグループの子会社。木造住宅・コンクリート建造物向け断熱材「アクアフォーム」(建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォーム)を主力に各種断熱材、防水材の開発・販売・施工。ウレタン吹付け断熱は国内トップ(施工実績年間5万戸)、二種類の原料(水を含むポリオールとイソシアネート)を吹き付けることで高気密・高断熱を実現する現場発泡工法に特長。主力製品は木造戸建住宅用「アクアフォーム」、コンクリート建造物用「アクアファームNEO」、不燃断熱材「アクアモエン」、防水材「アクアハクジン」。木造戸建住宅熱材施工販売は国内全域を受注可能とする全国ネットワークを確立。東京大学と共同で不燃性能を付与した現場発泡プラスチック系断熱材の開発に取り組む。ヤマダホールディングス<9831>の子会社。2017年防蟻断熱材発売、2019年不燃・防火断熱材「アクアモエン」を発売。2020年防水市場に参入。主要取引先は伊藤忠建材。

業績から

  • 2Qは1桁ながら増収増益
    • 2Q単体は1Qよりかなり好調
  • 防水部門と戸建部門は前年比で好調。建築物部門については少し軟調
    • 期初の会社予想に対しても同様の傾向

  • 1Q、2Qともに会社予想に対して増収増益



指標値から

  • PERは12.6倍とそこそこな割安水準
  • 累進配当を謳っており、配当利回りも4.65%と高い
  • 自己資本比率は44.1%と1Qから大きな変化なし。

チャートから

  • 配当利回りが5%となる700円を底に反発

【決算分析】3393 スターティアHD(2027年3月期 第1四半期決算)

企業概要

中小企業向けクラウドツールベンダー。DXソリューション(マーケティング、クラウドアプリ群「Cloud Circus」)、ITインフラ支援(システムインテグレーション)、ITベンチャー投資を営む。マーケティング営業支援ツール「Cloud Circus」はSaaSツールをID統合・連携した情報発信サービスツール群。見込み顧客化・商談化ツール「BowNow」(1.6万社以上で実績)、電子ブック作成ツール「ActiBook」(出版社向け国内トップ、2.2万社以上で実績)やAR作成ツール「LESSAR」など。CMSをはじめとしたWebアプリケーションの販売とWebに関する受託制作・開発。オフィスワーク業務を自動化するソリューション(RPA)関連ビジネスを推進。2018年持株会社化(5事業会社設立)、ITサービスのアジアクエストと資本業務提携。2020年ファイル暗号化サービスのDataClasysと業務提携、新電力サービス「ビジ助でんき」の販売を開始。2024年ウィルズ<4482>と業務提携、富士フイルムビジネスイノベーションと合弁時会社設立。2025年kubell<4448>と業務提携。

業績から

  • 一桁増収、二桁増益と安定して好調
    • 中間決算の営業利益が前年比+15.6%予想となっているため予定通りの進捗に思える
    • 1Qの新入社員入社による人件費増加を加味しても2Qは会社予想程度に落ち着くかなと(2Q単体では1Qの営業利益+2億の9億程度と予想)

  • ストック売上は順調増

  • ITインフラ事業のストックし売上が大きく増加し利益面にも寄与
    • 複数商材取引社数が増加しARPUが上昇


  • DXソリューションはフロー売上が減少するもストック売上の増加がそれを上回っているので増収増益
    • フロー売上が前年度比で減少している理由は気になる
      • 複数商材取引社数の増加が大きいが、クロスセルはストック売上扱い?


    • 12ヶ月平均の解約率も1.2%とさらに改善

指標値から

  • PERは12.3倍と割安水準
    • 通期予想と市況を考えると株価的にはこのあたりが妥当な感じか
  • ROEに関しては20%オーバの水準を維持する良企業
  • 配当利回りは4.71%と相変わらずの高利回り

チャートから

  • 配当4~5%くらいの株価となるボックス圏で右肩上がりで推移している感じ

その他コメント

  • DXも躊躇していた日本の中小企業がAIについて内製化できるとは思わず、そのあたりは体感とも一致
    • 伴走を伴う(成果までつなげる)製品の売り方が今後のカギだとは思う

【決算分析】7030 スプリックス(2026年9月期 第3四半期決算)

企業概要

学習塾サービス会社。個別指導「森塾」(先生一人に生徒二人までの個別指導学習塾)を中心に、集団指導形式の学習塾「湘南ゼミナール」、映像授業と大学受験指導「河合塾マナビス」(フランチャイズ)運営。長岡(新潟)で操業、東京や埼玉を中心に個別指導学習塾「森塾」(249教室)、「湘南ゼミナール」(200教室)、「河合塾マナビス」(51教室、2025年9月)、自立学習「RED」、オンライン塾「そら塾」を運営。「森塾」は成績保証制度(定期テストで1科目20点以上成績が上がることを保証)に特色。その他、教育関連コンテンツサービスは教師向け学習塾用教材「フォレスタシリーズ」の開発・販売、検定サービス(国際基礎学力検定「TOFAS」、中国語検定「HSK」)など。2019年サイバーエージェント子会社とオンラインプログラミング学習サービス「キュレオ」を共同設立、明光ネットワークジャパン<4668>と業務提携。2020年プログラミング総合研究所を設立、湘南ゼミナールを子会社化(45億円)。

業績から

  • 前年比で二桁増収&大幅増益も3Q単体では赤字幅は拡大
    • 森塾、河合塾マナビス、その他は順調改善するも、湘南ゼミナールは先行投資により赤字幅拡大
    • 全体的に1→2Qと比較して2→3Qでは前年比の伸びが鈍化しているので、少し注意して見ておく必要はあるか
      • とはいいつつ、全体的に売上は伸びているので今のところそこまで気にしなくてもよいか

  • 2Q時は通期の営業利益は35億前後?と予想したが、3Qの感じを見ると30億くらいに下方修正
    • それでも会社予想+25%程度

指標値から

  • PERは14.4倍と適度な感じ
    • 営業利益が30億程度になるのであればEPSは95円程度でPERは12.1倍と普通
  • EV/EBITDAは4.9倍とこちらはかなり割安水準に
  • 配当は変わらずの38円だが株価の下落で配当利回りは3.34%まで上昇
    • 営業利益30億での着地だと増配は微妙な線

チャートから

  • 直近は1100円前後を行ったり来たりする感じか