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長期投資のための(てきとう)企業・業績分析を垂れ流すブログ

【決算分析】7030 スプリックス (2022年9月期 第2四半期決算)

企業概要

学習塾サービス会社。個別指導「森塾」(先生一人に生徒二人までの個別指導学習塾)を中心に、「湘南ゼミナール」、ネット学習塾「自立学習RED」(フランチャイズ)や教育関連コンテンツサービスを提供。長岡(新潟)で操業、東京や埼玉を中心に個別指導学習塾「森塾」「自立学習RED」を約300教室(直営&FC)、集団指導型学習塾「湘南ゼミナール」を約180教室、「河合塾マナビス」のフランチャイズ(47教室)を展開。「森塾」は成績保証制度(定期テストで1科目20点以上成績が上がることを保証)に特色。教育関連コンテンツサービスは教師向け学習塾用教材「フォレスタシリーズ」・読書教育プログラム「グリムスクール」の開発・販売、社会人を対象としたダンススクール「東京ダンスヴィレッジ」運営、検定(国際基礎学力検定「TOFAS」、中国語検定「HSK」)など。2019年サイバーエージェントの子会社と子供向けのオンラインプログラミング学習サービス「キュレオ」を共同設立、明光ネットワークジャパン<4668>と業務提携。2020年プログラミング総合研究所を設立、学習塾運営の湘南ゼミナールを子会社化(45億円)、オンライン指導型の個別指導塾「そら塾」のサービスを開始。

業績から

  • 2Q単体で微減収・大幅減益
    • 大幅減益の理由は広告宣伝費、研究開発費増、業績寄与月の違い(書き入れ時の12月が抜けて閑散期の3月が入った)
    • 減収の理由も業績寄与月の違い(書き入れ時の12月が抜けて閑散期の3月が入った)
  • 営業利益率、原価率、売上に対する販管費率が前年度より大きく悪化
    • 理由は減益理由と同様と思われ

指標値から

  • まあすでに割安に見えるけど数字悪いと更に売られる気が…

チャートから

  • 反発気味だったけどこの数字では流石に売られそう

定性的な面から

ポジティブ

  • 各塾セグメント毎では前年度並の売上と利益は出せている
  • 自立学習REDは順調増
  • 将来に対する種まきはきっちり実施中
    • そら塾、TOFAS(フォレスタ学習道場)、プログラミング能力検定(キュレオ)
  • 配当はきっちりくれるので利回りはそれなりに高い

ネガティブ

  • 1教室あたりの生徒数は相変わらず減少傾向

その他

  • 昨年度の2Qという中途半端なところから買収した湘南ゼミナールがPLに乗り出したので単純に比較がし辛い…