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長期投資のための(てきとう)企業・業績分析を垂れ流すブログ

【決算分析】9216 ビーウィズ(2023年5月期 第3四半期決算)

企業概要

コンタクトセンター支援会社。自社開発クラウドPBX「Omnia LINK」のデジタル技術を活用したコンタクトセンターBPOサービス(請負)、関連AI・DXソリューションの開発・販売。パソナグループの子会社。コンタクトセンターサービス(自社保有ブース数は約6700)と自社開発の「Omnia LINK」の外販(外販ライセンス数は1800超)。ヒューマン&オペレーション(コンタクトセンター運営、BPO・事務処理)、デジタル&オペレーション(デジタル技術を活用したコンタクトセンター運営)、ストラテジーコンサルティング、アプリケーション&プラットフォーム(クラウド型コンタクトセンターシステム「Omnia LINK」販売、品質改善プラットフォーム「Qua-cle」等の自社開発システム)の4ビジネスを展開。「Omnia LINK」はPBXを基軸に、電話の受発信、通話録音、音声認識・合成、付加価値機能を内包する統合型システム。2023年アクシスルートHD(医療 DX )と資本業務提携。主要取引先は東京電力エナジーパートナー

業績から

  • 3Qは増収減益
    • 3Q単体としても増収減益
    • 原価率、販管費率の両方が上昇

指標値から

  • EV/EBITDAは6.3倍でそこまで割高でもないかも
  • ROEやROICについては効率良
  • 配当性向は35%程度とぼちぼち

チャートから

  • 一時期に比べるとだいぶ高くなったが…

定性的な面から

ポジティブ

  • 外板ライセンス数は順調増
    • 2Qの635増と比較すると鈍化したように見えるが200前後が平常運転か

ネガティブ

  • オペレーションブース数は2Qから増えていない

その他

  • 数年後にストック性の高い外板ライセンスによるストック売上が積み上がった以降が美味しい展開