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企業概要
ITエンジニア派遣グループ。システムソリューションサービス事業として顧客先(SIer、メーカー)での常駐を基本に、システムの開発・保守を支援する正社員の技術者派遣サービスを提供。コンサルティング・受託分野(エンドユーザーから直接受託)は上流工程のコンサルティングから要件定義・基本設計のエンジニアリング、プログラミング開発、保守運用まで一気通貫にサポート。コンサル・受託領域(アセットコンサルティングフォース、ヒューマンベース)、開発領域(ブレーンナレッジシステムズ、シー・エル・エス)、保守運用領域(セイリング、コスモピア)の子会社6社が各工程を担う。サービスの提供先は、金融サービス業界、製造・流通業界、エネルギー業界、公共・医療業界、通信・メディア業界など。その他、コンサルティング・受託の直接受託、自社製品・パッケージのデジタル接客・営業ソリューション「コネクトフォース」を販売。2021年ERPコンサルティングのヒューマンベース社を買収(4億円)。2022年NTTデータと「コネクトフォース」を基盤とする自治体向け実証試験を開始。2023年日鉄ソリューションズと資本業務提携。
業績・財務の推移
- 売上は10%前後で順調増
- 小型の上場して数年の企業としては物足りないかも
- 営業利益は2021/9期に大きく伸びたもののその後はの伸びは売上並に
- 利益率は9%前後と技術者派遣としては平均的だと思われる
- ROEはブレはそれなりにあるものの30%以上で推移
- 今後規模が大きくなるに連れて下がることは予想されるが…
- 直近の1Q(単体)は二桁増収で三桁に迫る程の増益
- 前年度1Qがそもそも前年度比で減益だったためその反動ともとれる
従業員数と一人あたりの売上の推移
- 従業員数は順調増だが5%程度と少し物足りないかも
- 上場直後の小さめの会社だと考えるともう少し大きい伸びを期待してしまう
- 一人当たりの売上、利益は順調増
- 熟練になり技術者の単価が上がったのか、前年度新人でコストのみだった人が収益に貢献しだしたのか
指標値
- PERは10倍程度と人材派遣らしい数字
- EV/EVITDAは6.0倍と比較的割安に見えるが
- ROICは23.52%と今は効率的に透過資本を回せている
還元
- 配当性向は26.4%と成長企業?としては割りと高い印象
- 配当利回りは2.36%と今の相場では高くもなく低くもなく
チャート
- 右肩下がりで今の水準で安定
定性分析
- ストック性はややあり
- 人がいなさすぎてダメな人材でも簡単に切れなくなっている昨今…
- スイッチングコストはどちらとも言えない
- 派遣なのでスイッチングコストは低めとみせかけて、上記の通り人がいなさすぎて簡単に変われない…
- 参入障壁は低め
- ネットワーク効果はなし
- 低コスト(薄利多売)戦略
- 技術者派遣なので人材派遣の中では単価は高め
- 人材関連については今後も活況が予想されるが人が集められるかという問題はある
- 人材、特に有望な人材については取り合いが今後更に激化することは用意に想像できるため、いかに人材を集めて効率よく育てるかはキーになりそう
企業名
7361 ヒューマンクリエイションホールディング
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