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長期投資のための(てきとう)企業・業績分析を垂れ流すブログ

【ざっくり分析(謎かけ)】人材関連企業

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企業概要

CRO(医薬品開発業務受託)会社。医薬品開発における代行・支援業務の安全性情報管理サービスを中心に、薬事申請関連資料作成・QC関連、製造販売後調査(PMS)、臨床開発支援サービス。安全性情報管理サービス、ドキュメントサポートサービス、開発サポートサービス、臨床開発支援サービスの4セグメント。安全性情報管理業務(製薬企業が規制当局に負う報告業務)に特化、医薬品開発段階での臨床試験、医薬品の製造販売後調査などに関わる業務の一部を代行・支援、製薬企業が行う医薬品開発報告業務をアウトソーシング(売上の約80%)。主要取引先は中外製薬、アッヴィ合同会社グラクソ・スミスクライン、日本イーライリリー。

業績・財務の推移



  • 売上は安定して二桁成長をしている
  • 安定して営業利益も伸び続けているが、特に2022年度は大きく伸びる
  • 利益率は20%程度で推移していたが、2022年度で25%まで更に改善
  • もともとかなりの高ROEであったため、徐々に悪化傾向にはあるものの現状でも25%はある
  • 直近の3Q(単体)は前年同期比で二桁増収二桁増益と好調
    • ただし2Q(単体)は微増収微増益

従業員数と一人あたりの売上の推移


  • 従業員数は順調に右肩上がり
  • 一人当たりの売上、利益については2021年に悪化したものの2022年で大きく改善

指標値


  • PERは17.2倍と割と評価されている
    • 高い利益率が評価されている要因か
  • EV/EVITDAは9.6倍とそこそこ評価はされている
  • ROICは29.79%ととても効率は良い

還元

  • 配当性向は14.6%と低め
    • 成長や高ROEの状態を考えるとまあ妥当か
  • 配当利回りは0.85%と低め

チャート

  • 緩やかに右肩上がり

定性分析

  • ストック性はやや高
    • 専門性の高い人材派遣であり切られにくい
  • スイッチングコストはやや高
    • 専門性が高いため簡単に代わりの人材を見つけることは割と難しいかと
  • 参入障壁は低め
    • 参入障壁自体は低いものの人材を集められるか…
  • ネットワーク効果は低め
  • 高付加価値(量より質)戦略
  • 人材難を考えると今後も成長は続くかと
    • 人を集められるか、人を育てられるかがポイントか

企業名

7079 WDBココ
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