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長期投資のための(てきとう)企業・業績分析を垂れ流すブログ

【決算分析】9216 ビーウィズ(2023年5月期決算)

企業概要

コンタクトセンター支援会社。自社開発クラウドPBX「Omnia LINK」のデジタル技術を活用したコンタクトセンターBPOサービス(請負)、関連AI・DXソリューションの開発・販売。パソナグループの子会社。コンタクトセンターサービス(自社保有ブース数は約6700)と自社開発の「Omnia LINK」の外販(外販ライセンス数は1800超)。ヒューマン&オペレーション(コンタクトセンター運営、BPO・事務処理)、デジタル&オペレーション(デジタル技術を活用したコンタクトセンター運営)、ストラテジーコンサルティング、アプリケーション&プラットフォーム(クラウド型コンタクトセンターシステム「Omnia LINK」販売、品質改善プラットフォーム「Qua-cle」等の自社開発システム)の4ビジネスを展開。「Omnia LINK」はPBXを基軸に、電話の受発信、通話録音、音声認識・合成、付加価値機能を内包する統合型システム。2023年アクシスルートHD(医療 DX )と資本業務提携。主要取引先は東京電力エナジーパートナー

業績から

  • 前年度は増収ながら減益決算
    • Omnia Linkのランニング(ARR)と1ライセンスあたりの単価(ARPU)は順調に増加
  • 今期は二桁増収増益と業績は堅調に推移

指標値から

  • PERは18倍程度と割安感はない
    • 半年前は1000円ちょいで10倍以下だったのに
  • EV/EBITDAは12.4倍とそこそこの水準
  • ROEは23%と非常に効率的
  • ROICも20.75%と効率的

チャートから

  • 半年前より倍以上の水準へ右肩上がり

定性的な面から

ポジティブ

  • ストックのOmnia Link の外販は順調に増加

ネガティブ

  • オペレーションブースについては1Qからの伸びが非常に緩慢

その他

  • 中計で2026/5で売上475億の営業利益48億目標