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みやびの館@株式投資

長期投資のための(てきとう)企業・業績分析を垂れ流すブログ

【ざっくり分析】 3150 グリムス

企業概要

エネルギー企業グループ、(旧)ユビキタスエナジー。環境、省エネ・創エネ・畜エネを事業領域に一般家庭から法人顧客向け各種エネルギーソリューション提供、電力の小売、再生可能エネルギーの開発。エネルギーコストソリューション事業(ネルギーコスト削減コンサルティング、電力取次、電子ブレーカー・LED照明販売)、スマートハウスプロジェクト事業(住宅用太陽光発電システム・蓄電池等販売、再生可能エネルギー開発)、小売電気事業(個人〜法人)を営む。2013年同業のエナリスと包括提携、2014年太陽光発電所を購入・再生可能エネルギー開発事業を開始。2016年電力の小売を開始(2018年高圧電力需要家向け電力小売を開始)。2018年インキュベーション事業を廃止。2019年ハウジングのLibWork<1431>と業務提携。2021年ユーピーアール<7065>(遠隔監視サービス「LoRaサービス」)と提携。

業績・財務の推移



  • ここ5年ほど二桁増収が続く
  • 2021年度は減収だったものの、この10年ほどは平均20%以上の増益基調
  • 利益率は10%程度で推移
  • ROEは多少のボラティリィはあるものの20~30%の間
  • 直前の期(2Q)では増収ながら減益

指標値


  • 増益幅が大きくPERも23.8倍と評価されている
  • EV/EVITDAは15.7倍とこちらも高い
  • ROICは14%とROEと比較すると少し物足りないか

チャート

  • 2021年度末をピークに株価は半値程度に

定性分析

  • エネルギーソリューション等はストック性もあるかなと
  • 販売しているものを見る限りはスイッチングコストは低そうだが
  • 参入障壁は低め
  • ネットワーク効果はなさそう
  • 低コスト(薄利多売)戦略かな…?
  • 電力料金が向上しているため太陽光発電システムやエネルギーコスト削減コンサルト等はまだ需要がありそう