みやびの館@株式投資(別館)

みやびの館@株式投資

長期投資のための(てきとう)企業・業績分析を垂れ流すブログ

【ざっくり分析】 3679 じげん

企業概要

インターネット運営会社。ライフサービスプラットフォーム事業として人材・不動産・生活(美容・介護・旅行・車)領域でユーザーと顧客をマッチングさせるサイト(約30のサービス群を提供)を運営。複数のインターネットメディア情報を統合し一括して検索・応募・問い合わせできるEXサイト、特定の業種や地域の特化型メディアやリアルサービス、提携先メディアや企業へのソリューション提供による複数ビジネスモデルを展開。代表的なサイトは理美容領域「リジョブ」、介護求人「リジョブ介護」、介護・保育領域「ミラクス」、不動産賃貸住宅情報サービス「スモッカ」、不動産賃貸住宅情報サービス「引越し見積もりEX」等。収益は成果報酬型の課金体系モデル。2013年KDDIと求人情報サービスで業務提携。2014年求人情報のリブセンス<6054>と提携。2016年ハウスドゥ<3457>と業務提携。2017年NTTドコモと業務提携(仕事探しのプラットフォーム「dジョブ」を共同で企画・制作)。2019年クルーズから航空券比較メディア「TRAVELIST」を譲受。2020年PCHホールディングス(HITOWAキャリアサポートの持株会社)を子会社化。2020年ベーシックから比較メディア事業を譲受。2022年ビヨンドボーダーズ(人材紹介、越境不動産取引)を完全子会社化。

業績・財務の推移



  • コロナ渦で苦戦するものの、それ以外の期間では売上は順調増
  • 営業利益もそれなりに伸びているものの直近はボラティリティが大きく最高益までは戻せず
  • 直近の利益率は20%と高いものの最高利益率には及ばず
  • ROEも安定して高いものの直近は少し下げ気味に
  • 直近2Q(短期)の業績は二桁増収増益と好調に見える

指標値


  • PERは16.1倍と成長期魚としては安いが成長が続くかがポイントか…
  • EV/EVITDAは9.2倍と高くはない
  • ROICは12.7%と効率は少し物足りないか

チャート

  • 長期チャート的には安値圏

定性分析

  • プラットフォームのシュルによるがストック性は比較的ありそう
  • スイッチングコストは低い
  • 参入障壁は低い
  • ネットワーク効果は低め
  • 低コスト(薄利多売)戦略
  • サイトを増やすか、既存サービスの顧客を増やすことで成長は可能