企業概要
広告プラットフォーム会社、電通グループの子会社。マーケティングソリューション(メディアレップとして広告販売、デジタルマーケティング)、アドプラットフォーム(広告配信)、コンシューマーの3事業。マーケティングソリューション事業はインターネットメディア向け、広告主・広告会社向けソリューションを提供。アドプラットフォーム事業はネット媒体に対して広告収益最大化を支援する広告配信プラットフォーム「Fluct」「Zucks」、テレビCM「テレシー」等を運営(7000以上のメディアで使用)。コンシューマー事業は販促メディアソリューションサイトやコンテンツメディアを企画・運営。2017年動画リワード広告を開始。2018年小学館と出版コンテンツのデータベース化支援の共同出資会社を設立。2019年電通子会社のサイバー・コミュニケーションズ(CCI)と経営統合(VOYAGE GROUPから商号変更、電通グループ<4324>の子会社に)。2020年バリューデザインとデジクル社を発足。2022年子会社2社(サイバー・コミュニケーションズ、VOYAGE GROUP)を吸収合併、TBSホールディングスとVOXX社設立。主要取引先は電通デジタル。
業績・財務の推移
- 売上が一度下がったものの今期は過去最高水準まで戻している
- 決算期の変更(2019/12)を期に営業利益が増大
- 事業の質が変わった?
- 決算期の変更を期に利益率が10%以上まで改善
- ROEは10%強で推移
- 直近の3Q(単体)は増収ながら大幅減益
- 利益は1Qと4Qに偏る傾向あり
指標値
- PERは10.5倍と割安に見えるが…
- PBRも1.57倍と高くはない
- EV/EVITDAは3.5倍と割安
- ROICは10.65%ともう一声ほしいかなと
チャート
- ボックス上限の2500円あたりで跳ね返されて再度挑戦できるか…
定性分析
- 広告プラットフォームなのでストック性はあるはず
- スイッチングコストは低め?か
- 今の世の中広告プラットフォームを提供する企業は多そうなため
- 参入障壁はぼちぼちの高さ?
- プラットフォームの構築は割りと大変なので
- ネットワーク効果はそこまで大きくなさそう
- 低コスト(薄利多売)戦略
- マーケット自体は問題ないが、競争は激化するともうので今後の成長はこの企業の実力次第か