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長期投資のための(てきとう)企業・業績分析を垂れ流すブログ

【ざっくり分析】 3480 ジェイ・エス・ビー

企業概要

学生マンションプロデュース会社。日本初の学生向け不動産賃貸業として創業、不動産賃貸管理(学生向けマンション運営業務受託、自社開発、法人向け施設、仲介)を中核に高齢者住宅(賃貸管理、介護)事業を営む。不動産賃貸管理は学生マンションの企画提案・運営業務の受託・自社開発、不動産仲介、家賃債務保証(大学、生協、メーカー等と業務提携)、社会人・ファミリー向け賃貸、高齢者住宅(サービス付き高齢者向け住宅)。管理戸数8万戸超(2022年4月)。その他、学生支援サービス、日本語学校運営、不動産販売、介護サービス等を営む。学生マンションの国内47都道府県への拡大、学生向け総合サービスプラットフォーマーを展望。2018年中国のUhomesと提携(中国人留学生に対する学生マンション紹介)。2021年高齢者住宅事業でハウスドゥ<3457>グループのピーエムドゥと業務提携。

業績・財務の推移



  • 売上は安定的に右肩上がりで平均すると毎年10%程度の成長
  • 営業利益も安定的に右肩上がりで、こちらは平均すると毎年20%程度と成長幅がかなり大きい
  • 営業利益の成長が大きく利益率は向上しつつ現在は10%を超えるまでに改善
  • ROEは徐々に悪化傾向ではあるが現在は15%程度
  • 直近の3Q(単体)は大幅増収大幅増益と好調な様子

指標値


  • PERは10倍と高くはないが不動産関係としては少し高めだが…
    • 管理が売上のメインなら割安かも
  • EV/EVITDAは7.8倍とやや割安?
  • ROICは9.03%とこちらは少し物足りない感じ

チャート

足元の好業績を受けて株価は右肩上がり

  • チャートの感想

定性分析

  • 管理がメインならストック性ありだが、企画販売がメインならフロー
  • 学生に特化しているもののスイッチングコストはそこまで高くない印象
  • 参入障壁は低い
  • ネットワーク効果はあまりなさそう
    • 大学間の口コミとそれに伴う信頼がネットワーク効果的なものを生み出すことはあるかも…
  • 低コスト(薄利多売)戦略
    • 規模の経済?により利益率は上がっている
  • 学生に特化しておりターゲットは限定的だがマーケット自体はまだまだあるのではないかと想像