企業概要
ウルシステムズを中核とするITコンサルティング会社。先端IT技術と分散処理技術を核に、業務分析・システム設計により発注側支援の戦略的ITコンサルティング、IT・クラウド・DXソリューションを展開。製造・金融・空運・サービス業向けを中心に、パブリッククラウド(AWS、Azure等)ソリューション、アジャイル開発コンサルティング、証券デリバティブ管理システムや発注系システム、分散処理技術のクラウドソリューション「White-eYe」、業務向けNoSQLクラウドサービス「BlueRabbit」等。ビッグデータ活用、FinTech、IoTを駆使したソリューション提供を推進。2011年ウルシステムズとイーシー・ワンと統合(商号変更)。2016年ブロックチェーンのQUOINE社と資本業務提携。2018年暗号資産ウォレット管理システム開発分野でフレセッツと業務・資本提携、米タイガーグラフ社の国内初のテクノロジーパートナーに認定。2020年エンタープライズ領域におけるAWS活用推進コンソーシアム(PwCあらた、クラスメソッド、ネオスと共同)を設立。主要取引先は、みずほ証券、前田建設工業。
業績・財務の推移
- 売上は右肩上がりではあるものの伸びは徐々に小さくなっていっている
- 営業利益も右肩上がり、こちらの方が売上よりはまだ伸びている感じ
- 利益率は20%を超えるようになり非常に高め
- ROEは年々改善して15%を超える水準に
- 直近の2Q(単体)は売上も二桁増で営業利益においては50%の伸びに
指標値
- PERは16倍と安くはないが成長するならば…
- 営業利益率が高いのでPERも高めについてるかも
- EV/EVITDAも9.8倍とそこそこの水準
- 数年前であれば特に割高という水準では無いが…
- ROICは14.5%とそこそこな感じ
チャート
- 最近は調整してる感もあるが、長い目で見ても右肩上がり
定性分析
- ソリューションについてはストック性はあるかも
- サポートがあるかによる
- スイッチングコストはどちらとも言えないかも
- 参入障壁は謎
- コンサルやソリューションは知識やらが必要だとは思うのだが…
- ネットワーク効果はなし
- 高付加価値(量より質)戦略
- コンサルやソリューションの販売は今後も盛況な気がするが、専門性が高くないと競合がわりといそうなイメージ