みやびの館@株式投資(別館)

みやびの館@株式投資

長期投資のための(てきとう)企業・業績分析を垂れ流すブログ

【ざっくり分析】 2130 メンバーズ

企業概要

デジタルマーケティング支援会社。カンパニー制を基盤にネットビジネス支援サービス(Webサイト構築・運用、インターネット広告・PR、UXデザイン、SNSの企画・運用、リサーチ、デジタル人材)を提供。連結子会社を吸収合併、各社の事業を社内カンパニー(13社)として再編、EMC(Engagement Marketing Center)事業、PGT(Product Growth Team)事業を展開。主力のEMC事業は、消費者向け商材を扱う大手企業を中心にデジタルマーケティング支援専任チーム組成(大手企業向けWeb制作支援、多言語・グローバル対応、データ分析、運用・アプリ開発)による包括的なサービス。中小・ベンチャー企業向けは、DX人材支援としてデジタルクリエイター人材、エンジニア人材、AI人材等エンジニア人材の派遣・支援によりデジタルビジネス支援を営む。2011年マーケティング会社のアイレップと提携。2018年クラウドサービスのテラスカイ<3915>と協業開始。2020年カンパニー制導入。2021年デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム博報堂DY・HD<2433>)との資本業務提携解消。

業績・財務の推移



  • 2018年度より二桁増収を継続
    • 5年平均成長率が18.2%と非常に高い
  • 営業利益も売上と同様に順調に伸びている
    • こちらは5年平均成長率が23.3%と更に高い
  • 営業利益率は年々改善をしており直近は12%まで上昇
  • ROEは年々改善しており直近は27%となっている

指標値


  • PERは17.4倍とそこそこ評価されているが伸びが続くならまだ評価されるかも
  • EV/EBITDAは10倍程度と高くもなく安くもなく…
  • ROICも21%程度とROEと同様に高い

チャート

  • 業績の向上と連動してチャートも右肩上がり

定性分析

  • 一部事業についてはストック性がありそうだが、基本はフローの事業
  • Webサイト構築などについてはスイッチングコストはそこそこありそうだが、基本スイッチングコストは低そう
  • 参入障壁は低そうだが、昨今IT技術者の確保が難しいこともあり案外参入障壁が高くなっているかも…
  • ネットワーク効果はなし
  • 業績は右肩上がりで今後もそれなりに伸びそうな雰囲気ではある