みやびの館@株式投資(別館)

みやびの館@株式投資

長期投資のための(てきとう)企業・業績分析を垂れ流すブログ

【ざっくり分析】 2163 アルトナー

企業概要

エンジニア派遣会社、大阪・東京本社。設計・開発技術者(機械設計開発、電気・電子設計開発、ソフトウエア開発/制御・情報処理)の人材派遣(常用型)・請負受託のテクニカルアウトソーシングを営む。設計・開発のエンジニア集団として、機械(2D CAD・3D CADを使用、機械が動く仕組みの設計)、電気・電子(回路基板設計、信頼性評価)、制御ソフト(クルマ、電子機器を動作させるソフトウェア開発)、情報処理(システム、業務ソフト開発、Web・オープン系システム・パッケージソフト開発)等の専門的技術を提供。事業領域は輸送用機器・電気機器・精密機器分野で自動車(エコカー)、先進安全自動車、スマートフォン、産業用ロボット、半導体露光装置等の設計・開発。請負・受託(技術サービス)へのウェイトシフトを推進。主要取引先は本田技術研究所本田技研工業ニコン住友電気工業テルモ

業績・財務の推移



  • 売上は順調に右肩上がり
  • 営業利益も順調に右肩上がり
  • 昨今の人不足のためか利益率も向上している
  • ROEは20%程度を推移

指標値


  • 業績が順調にも関わらず人材関連ということでPERは13倍程度
  • EV/EBITDAも7倍に満たないレベルで成長企業としては安いと思われ
  • ROEと同様にROICも20%程度と高い

チャート

  • 業績に伴いチャートは右肩上がり

定性分析

  • 基本フローだが技術者不足の昨今人材をある程度囲っておきたいということもあるかも…かも
  • 依頼する業務次第でスイッチングコストは変化
    • 比較的単純な作業であればスイッチングコストも低いが、比較的高レベルないらいであればすぐに他に任せるわけにもいかないのでスイッチングコストは高くなる
  • 参入障壁自体は低い
  • ネットワーク効果は低いが、お客様に気に入られれば人のオーダは増えるかも
  • 人材を確保できるか(教育できるか)次第で今後も伸びるかが決まるが、ずっと右肩上がりということは今後も緩やかに伸びていくと思われ
  • 不況で開発がストップしたりすると業務がなくなるかも