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長期投資のための(てきとう)企業・業績分析を垂れ流すブログ

【決算分析】5070 ドラフト(2024年12月期 第2四半期決算)

企業概要

建築設計デザイン会社。 インテリア・プロダクト・建築の設計デザインを軸に、オフィス・商業施設・都市開発・環境からプロダクト・ブランディングまで幅広い領域の企画デザイン・設計・施工。施工業務は、元請けとしてプロジェクトマネジメントとコンストラクションマネジメント。事業領域は内部空間(オフィスや商業施設)や共用空間(ビルディングエントランス、ロビー)から、ビル共用部のデザインを行う環境設計。リーディングプロジェクト(先端的なアイデアによる新しい分野への取り組み、街区全体をデザインする都市開発、老朽化したビルディングのリニューアルデザイン等)に取り組む。フィリピンの子会社は3Dイメージパースを製作。プロダクトデザインとしてオリジナルオフィス家具「201°(にひゃくいちど)」を制作。主要取引先は天特興産、PayPayカード、サンフロンティア不動産

業績から

  • 前年比で二桁増収で赤字幅縮小と回復傾向ではある
    • 売上は納期次第で偏りがでるため調子が良くても次の四半期でガラッとくる可能性は十分あり
  • 中間・期末予想を上方修正
    • コストはそのままに売上が伸びたためその分が利益に上乗せになった形
  • 原価率は四半期単体で64%と急に改善。
    • 単価の高い依頼をこなした?
  • 売上に対する販管費率はまだ高め
    • 販管費率の圧迫が前年度、今年度と赤字が続いている要因の一つ

指標値から

  • 情報修正後のPERは10倍を少し切る水準
  • ROEは今期の利益予想では15%程度と大きく改善
  • 自己資本比率は50%以上で問題なし
  • 配当性向は20%で利益の上方修正に伴い配当も1円増配

チャートから

  • 死んでいる…w

定性的な面から

ポジティブ

  • 受注自体は順調にきている模様
    • この流れで順調に拡大していってほしいが…

ネガティブ

  • 先行投資等でコストが増加しており販管費率は高いまま
    • 売上が伸びて相対的に販管比率が改善すること願う

その他

  • 利益面はともかく売上についてはこのままきっちり右肩上がりで進むのかな~