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企業概要
ベアリングメーカー、「IKO」ブランド。機械の回転部分に組み込まれる「ニードルベアリング」、搬送・位置決め機構・直線運動の摩擦低減「直動案内機器」、精密位置決め装置「メカトロ製品」の製造・販売。顧客仕様とオリジナル商品による2万種を超える「多品種生産」。ニードルベアリング(国内で初めて自社技術により開発)はエレクトロニクス関連装置・工作機械・産業用機械・輸送機器向け回転運動用のベアリング。ロボット分野のクロスローラーベアリングは世界トップレベル。直動案内機器・直動製品は搬送や位置決め機構の機械要素部品、世界最小のトラックレール幅1mmから高剛性・高負荷容量の超大形まで供給。直動案内機器・メカトロ製品は精密位置決め装置として使用。2013年太陽光発電事業を開始。2017年UBCグループ(中国のベアリングメーカー)を連結子会社化。2019年液晶潤滑剤を封入した直動案内機器を開発・販売。
業績・財務の推移
- 売上は景気に左右されるのか素直に右肩にはなっていない
- コロナ渦の影響(中国?)をうけたものの回復傾向
- 営業利益はちょくちょく赤字になっているものの、昨年驚異的に伸びる
- 利益率は安定しないものの昨年度は10%近くまで改善し今期は13%にも
- 過去のROEは高くても6%程度までだったが今年度は10%を超えるまで改善予定
- 直近の2Q(単体)は10%強の二桁増収で二桁後半の大幅増益
指標値
- PERは5.7倍と格安
- シクリカル過ぎて買われないw
- PBRも0.61倍と資産バリューとしての評価
- EV/EVITDAは5.0倍とこちらも結構割安かなと
- ROICは4.61%と資本効率は悪い
還元
- 配当性向は22.3%と出せる余地はありそうだが…
- 配当利回りは3.05%とそこそこある
チャート
- チャートの感想
定性分析
- ストック性はなし
- スイッチングコストはやや低め
- 小さくて精度の良いベアリングの替えはなかなか無いとは思うが…
- 参入障壁は高め
- 技術力とあまり儲からない(工場が必要等)事業であるため実は高いのではないかとw
- ネットワーク効果はない
- 低コスト(薄利多売)戦略
- IoTが進めば機械がさらに活躍するためベアリング自体は更に使用されるようには思う
- 技術力的に追いつかれると厳しいが…
企業名
6480 日本トムソン
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