企業概要
化学製品メーカー、通称ISK。無機化学製品(酸化チタン「タイペーク」、機能材料/電子材料・導電材・脱硝触媒・超微粒子)、有機化学製品(農薬/除草・殺菌・殺虫剤、有機中間体、医薬、動物薬)の製造販売。主力製品は国内トップ生産の酸化チタン(超微粒子酸化チタン、導電性材料、高純度酸化チタン)は家電・ビル・自動車など白を着色する顔料、紫外線遮蔽材料、フリップフロップ塗料、帯電防止材料として利用。農薬製品(除草剤・殺虫剤・殺菌剤等)は国内農薬生産のパイオニアとして独自の技術で製品開発、グローバルにバイオサイエンスビジネスを展開。リチウムイオン電池用(負極材)活物質のチタン酸リチウム、超微粒子高純度酸化チタン、光触媒ビジネスに注力。2016年インドの農薬最大手UPL社と業務提携。2020年バイオ医薬品HVJ-E開発事業から撤退。2022年村田製作所<6981>と合弁会社設立に合意(チタン酸バリウム製造)。主要取引先は三井物産、長瀬産業。
業績・財務の推移
指標値
- PERは6.0倍と割安に見えるが景気サイクルに影響を受けることを考えると…
- PBRは0.43倍と資産バリュー銘柄
- EV/EVITDAは4.1倍と見た目は割安
- ROICは7.14%と最低限ではあるけどもう少し改善が欲しい
還元
- 配当性向は12.3%と低め
- 逆言うと増配の余地は大きい
- 配当利回りは3.43%と割と高め
チャート
- 2Qの減益を嫌気して株価はボックスの底値をはっているような感じ