みやびの館@株式投資(別館)

みやびの館@株式投資

長期投資のための(てきとう)企業・業績分析を垂れ流すブログ

【ざっくり分析】2453 ジャパンベストレスキューシステム

企業概要

生活トラブル解決サービス会社、通称JBR。全国の加盟店・協力店ネットワークにより「生活救急グループ」の総合ブランドで個人・会員・法人向けに365日対応の生活トラブル全般を解決する諸サービスを提供。駆けつけ事業(非会員の一般顧客)、会員事業、保険事業、リペア事業(建築物、構造物、インテリア・エクステリア)のセグメント。個人向けサービス「生活救急車サービス」「学生生活110番」、法人向けサービス「不動産向けスーパーコールセンター」「リペアサービス」によるガラス・水まわり・カギ・パソコンのトラブル、バイク・自動車のトラブル解決サービスなど。AGC旭硝子)、LIXIL、セコム等と包括提携。日本PCサービス<6025>を持分法適用会社に持つ。2016年NTTドコモと「dリビング」サービスを開始。2019年Casa<7196>の株式買付け(約10%)。2020年日本PCサービス<6025>と資本業務提携、ベネフィット・ワン<2412>と総合生活サポートサービス「Housing Life Support」を販売。2021年電力小売事業から撤退、シックHD と資本業務提携(アクトコール・TSUNAGU株を譲受)、アクトコール・TSUNAGUを完全子会社化、伊藤忠商事<8001>と資本業務提携。2022年同業のアクアライン<6173>と資本業務提携・株式取得(持分法適用子会社化)、JAFと業務提携

業績・財務の推移



  • 売上についてはここ数年伸びてきている。
    • 業務提携等の効果か
  • 2013年を底に営業利益は確実に伸びてきはいる
    • 純利益は安定せず
  • 2018以降は10%程度の営業利益率で安定してきている
  • ROEは2020年までは好調だったが2021年以降は急激に悪化
    • 純利益の悪化の影響

指標値


  • PERは29.7倍と非常に高いが…
  • EV/EVITDAは9倍程度と高くもないけど安くも無い
  • ROICは8.3%とちょっと低めか

チャート

  • 業績(特に利益)が安定しないため株価も乱高下

定性分析

  • ストック性については、個人向けサービスについては無いが法人向けについてはストック性あり
  • スイッチングコストについては低いか
  • 参入障壁は低いがこの手の業界は個人事業主が多いため、企業として安定した運営ができている所は少なそうなイメージ
  • ネットワーク効果は特になし
    • 働いている人材の面では有利かもしれないが…
  • マーケット自体はまだありそうなので伸びてはいけるかもしれないが…
    • 個人事業主や小規模な地元密着型の企業のパイを奪いながら成長する必要がありそう