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長期投資のための(てきとう)企業・業績分析を垂れ流すブログ

【決算分析】 8570 イオンフィナンシャルサービス(2022年2月期 第1四半期決算)

企業概要

イオングループの金融サービス会社。国内・海外連結会員数4600万人の「イオンカード」を中心にクレジット業務、銀行業務(預金・ローン・積立)、電子マネー・デジタル決済業務、生命保険業務等を営む。「アジアNo.1のリテール金融サービス会社」を目指し、アジア11カ国によるAFSエコシステム確立を推進。傘下にイオン銀行イオンクレジットサービス、イオン保険サービス、イオン・アリアンツ生命保険、イオン住宅ローンサービスを持つ。銀行業務は有人店舗「インストアブランチ」、ATMは全国イオン店内・ミニストップ・駅・空港に設置。2013年イオン銀行との経営統合に伴いイオンクレジットサービスから商号変更。2013年東芝ファイナンスを買収。2020年アリアンツ生命保険を子会社化(生命保険事業に参入)。

業績から

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  • 収益性を含めてコロナ前に完全に戻った感じ
    • 営業収益、税引前純利益共々1Qとしては過去最高
  • 企業予想に対して1Qですでに進捗率は50%近くに
  • 利益は国内リテールと国際がのメコン圏、マレー圏が大きく牽引
    • ただし、営業収益においては国際はそれほど伸びておらず、特にメコン圏についてはむしろ減収

チャートから

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  • 昨年の夏頃をボトムに回復の兆し

定性的な面から

ポジティブ

  • コロナの影響は残りつつも最悪期は脱した模様。商品?の特性上オンラインでも使用されるものではある。(クレジットカード)
  • アジアでも人気のあるイオンモールでお得に使えるカードであり、増えることはあっても減ることはあまり想像できない。

ネガティブ

  • コロナの影響は残っているので残高の回収に失敗する懸念は残る
  • 国内は競争激化と既に規模が大きいため成長の余地は少なそう
    • 国内は安定的な収益源として考れば優秀

その他

  • イオングループというカードが有利に働いている、前途が比較的明るい金融機関