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長期投資のための(てきとう)企業・業績分析を垂れ流すブログ

【ざっくり分析(謎かけ)】 化学系企業

※最初に企業名を知りたい場合は「企業名」に飛んでください

企業概要

化学製品メーカー。高分子合成技術と重合装置技術を核に、ケミカルズ製品(アクリル系粘着剤/透明な合成樹脂溶液、 機能性微粒子、特殊機能材、粘着加工製品/粘着テープ)の製造・販売。粘着剤(両面テープ・保護テープ・熱伝導テープ、光学用途、自動車・家電製品等の部材貼り合せ、建築材料)、微粉体(液晶ディスプレイ向け光拡散用途、化粧品材料、トナー添加剤)、特殊機能材(電子回路材料、トナー関連材料)、加工製品(粘着テープ、ナノインプリント製品)など。液晶パネルのフィルム貼り付け用粘着剤、複合コピー機のトナーキャリア用微粒子は市場シェア上位。その他、大型翼攪拌装置・熱媒体・熱媒ボイラー・熱媒ヒーターの製造販売、プラントエンジニアリング、メンテナンスを営む。電子・情報材料分野、環境・エネルギー分野、ライフサイエンス分野の研究開発に注力。2018年再生医療分野(3次元細胞培養フィルム)に参入。

業績・財務の推移



  • 売上は基本横ばい
    • たまに大きく増加…
  • 営業利益は増加と減少のボラティリティが大きいものの増加傾向
  • 利益率は4~10%の間で推移し、直近は6%程度
  • ROEは6%程度と低い推移
  • 直近の2Q(単体)では売上は横ばいだったが大幅減益となった

指標値


  • PERは7.2倍と割安
    • 成長性を考えると妥当?
  • PBRは0.47倍と資産バリュー
  • EV/EVITDAは2.6倍と割安
  • ROICは4.68%と低いため改善が求められる

還元

  • 配当性向は30.3%と市場平均程度
  • 配当利回りは4.32%と高め
    • 配当性向も低いため増配余地はあるが…

チャート

  • 株価はボックス圏内

定性分析

  • ストック性はあまりない
  • スイッチングコストは高め?
    • 製品の専門性の高さによるかなと…
  • 参入障壁は高め
  • ネットワーク効果はなし
  • 高付加価値(量より質)戦略
    • 営業利益率は低めだが狙ってるのは高付加価値だと思う…
  • 売上は徐々に伸びてはいるが…今のところ爆発的に伸びる要素は見えないかも

企業名

4972 綜研化学
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