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長期投資のための(てきとう)企業・業績分析を垂れ流すブログ

【凡人の覚書】当たり前を少し深く考える

当たり前を少し深く考えてみる様になったきっかけの話

投資を本格的に開始して早10年以上。
特にここ数年は人の縁にも恵まれ、凄腕の投資家さんともお話させていただく機会が何度もあり、
その突き抜けた熱意・行動・努力に尊敬をしつつ、自分の平凡さを改め認識する事が多くありました。

自分の平凡さを理解し受け入れ、その平凡な自分はどの様に投資をすることで勝つ可能性を上げることができるかを考え続けておりますが、なんとなくたどり着いた結論は、

自分のできることを考えて、それをマイペースでやる

という至極当たり前なものでした(笑)

ただし、自分のできることを考える(見極める)にあたり、「当たり前」と思ったり言えることがどうして「当たり前」かを少し深く考えてみるようになりました。
その「当たり前」は本当に自分に当てはまったり、そもそもできることなのか…と
そこからものごとの本質に多少なりとも触れることできたと感じており、自分のすべき行動の悩みが減っているので、これを考えることは少なくとも私には意味があるんだな~と思っております。

また、数年前に「脱・初心者セミナー」なるお話をオフ会でさせていただきました。
その時の(自分的な)テーマは「当たり前を少し深く考えてみる」というものでした。

この時は初心者より中級者?の方にささったようで、この「当たり前を少し深く考えてみる」テーマはそれなりに意味があるんだろうな~と思った記憶があります。

ということで、その当たり前と思えることだけど少し深く考えてみた過程と結論をとつとつと書いていく記事を上げていこうと思った次第です。
(自分の思考のまとめにもなるので)

①これをやれば儲かるの裏には「その人は」の前提がつきます

雑誌でも投資家のオフ会でも儲けを出している人の投資のやり方については皆さん興味津津だと思います。
特に雑誌(や書籍)では凄腕投資家さんの儲けを出してきた投資手法が赤裸々(とまでは言わないですが)に記載されており、これを読んで真似したら儲かる気が満々にします。

かくいう、私も昔はそういった手法を真似しようと思ったことがあったりしたのですが…どうにも上手くいかなかった記憶があります。
更に、投資ではないのですが、成功者と呼ばれる人たちが書いたビジネス書や啓発本?を読んで真似しようとして手ひどく失敗した記憶もあります。
ええ、それは数え切れないくらい…

で、失敗した理由を考えてみたのですが

この本を読んで真似しようとしてもできないんじゃね?
そもそも情報って十分書いてないんじゃね?
いや、毎日相場と向き合ってる人と同じことできるわけ…(´・ω・`)

そもそも、読んだだけで真似できるような方法でずっと儲けられるわけもないので(真似されて使い物にならなくなる)、多分それを読んだだけでは儲かるやり方は身につきません。
ちなみに「持ち続ける」という誰にでもできそうな行動ですらおそらく真似をすることは困難だと思います。
そもそも普通の人であれば「持ち続けて本当に儲かるのか?」という疑心暗鬼に覆われると思います。
「儲けることができる」と確信を持てる(まではいいませんがしっかり儲かる理由を理解していないと)くらいでないと難しいと思います。

そのやり方を熟知している「その人は」当然儲かると思いますが、それを読んでいる方はなかなかに難しいかと。

まずは、儲かる仕組み(理由)を理解して自分の投資に取り込めたらラッキーくらいの感覚で試してみるのが良いかと。