企業概要
物流不動産会社。物流施設を中心に不動産管理(マスターリース/物流施設、プロパティマネジメント、建設工事、リーシング)、物流投資(物流センター開発〜売却)、アセットマネジメント(資産活用)の各事業。物流系に特化した不動産会社として事業用物流不動産の総合サービス(物流施設「ロジスクエア」運営、不動産賃貸・管理・仲介、開発、有効活用、建設、アセットマネジメント、リーシング、物流インフラプラットフォーム「ユアロジ」)を提供。東京圏の管理件数は約90%(東京圏以外への進出を推進)。ケネディクスの持分法適用会社。2015年エンバイオHD<6092>と資本業務提携(土壌汚染関連事業に参入)。2017年ケネディクスと資本業務提携。2018年CREロジスティクスファンド投資法人がREIT市場に上場、LCホールディングス(現グロームHD)<8938>からマスターリース事業のロジコムを譲受(2020年吸収合併)。2019年ツナググループHD<6551>、アルプス物流<9055>、エディオン<2730>と業務提携(各々の企業と合弁会社設立)。2021年山九<9065>と業務提携。主要取引先はCREロジスティクスファンド投資法人、合同会社CB1。
業績・財務の推移
- 売上は一時期減少したもののコロナ渦?で物流が注目されたのか再度伸びる展開
- 営業利益は売上よりも顕著に上下しているが、長い目では右肩上がりに見えるが…
- 利益率は10%前後が多く、調子が良いときは15%を超えることも
- ROEは10~15%程度?
- 直近の本決算は業績好調だったものの、今期が減収大幅減益予想に…
指標値
- PERは13.1倍と不動産系としては高い評価な気もするが…
- PBRは1.16倍と資産程度の評価
- EV/EVITDAは5.5倍と割安かと
- ROICは7.33%と少し低い目か?
チャート
- 昨年度は特殊で、長いミで見ると緩やかな右肩上がり
定性分析
- ストック性
- スイッチングコストは低めな気もしますが、リスクをとりながらこれだけの物流倉庫を準備できるところが他にあるか…
- 資産やリスクを考えると参入障壁は高め
- 大手の不動産会社等で競い合い?
- ネットワーク効果はあまりない
- 高付加価値(量より質)戦略
- 今後も物流が重要であることは間違いないが、どのような物流倉庫が必要とされるのか…それ次第で成長が変化