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長期投資のための(てきとう)企業・業績分析を垂れ流すブログ

【決算分析】5070 ドラフト(2022年12月期 第2四半期決算)

企業概要

設計デザイン会社。 インテリア・プロダクト・建築の設計デザインを軸に、オフィス・商業施設・都市開発・環境からプロダクト・ブランディングまで幅広い領域の企画デザイン・設計・施工。施工業務は、元請けとしてプロジェクトマネジメントとコンストラクションマネジメント。事業領域は内部空間(オフィスや商業施設)や共用空間(ビルディングエントランス、ロビー)から、ビル共用部のデザインを行う環境設計。街区全体をデザインする都市開発・老朽化したビルディングのリニューアルデザイン等への拡張を推進。フィリピンの子会社は3Dイメージパースを製作。プロダクトデザインとしてオリジナルオフィス家具「201°(にひゃくいちど)」を制作。主要取引先はサンフロンティア不動産、PayPayカード。

業績から

  • 2Qは減収赤字転落
    • 2Qで計上できる案件が期初の予想より少なかったためとのこと
    • 売上減に伴い原価も下がっているため原価等の高騰が圧迫したということではなさそう
    • ブランドのフラグシップショップ(DAFT about DRAFT)の開業に伴い販管費が大幅増
  • 2Q単体としては増収大幅減益
    • 2Q単体では原価は売上増幅から大きく外れない程度の上昇で販管費が大幅増なので利益減はフラグシップショップの開業の影響がやはり高そう

指標値から

  • 成長株と思っているのでPERやEV/EBITDA的には割安だと思うが…
    • 資産バリューでは無いため業績が大きく悪化したら割安とはいえない

チャートから

  • チャート的には過去の安値(400円強)くらいまではあるかも…

定性的な面から

ポジティブ

  • プロジェクトストック(受注残?)は前年度比で110%と仕事がないわけではなさそう…

ネガティブ

  • 2Qで下方修正をすると通期も下方修正するパターンが多いが実際その可能性は高そう
    • オフィス移転による更なるコスト増も臭わせている
  • 期ズレだけでなく競争力低下やコスト負担増の可能性もあるので注意して見ておく必要がある
    • まだ投資を始めて半年程度なのでこの企業を見極めるにはもう少し決算を跨いで数字を確認する必要がありそう

その他

  • 引き合いは増えているが獲得率は当初計画を下回っているということなのでその理由には注意が必要かも