みやびの館@株式投資(別館)

みやびの館@株式投資

長期投資のための(てきとう)企業・業績分析を垂れ流すブログ

【凡人の覚書】リスクとリターンは比例しない

③リスクとリターンは比例しない

ハイリスクハイリターン、ローリスクローリタンと、リスクが高ければリターンは高い、リスクが低ければリターンが低いという認識の方もいらっしゃるようですが、
リスクとリターンのバランスは必ずしも一致しないと思っております。
ちなみに、リスクは損をする確率(と額)、リターンは利益をする確率(と額)とざっくりと定義します。

株価は色々な要因で決まりますが、長い目でみれば企業価値(資産や収益性)による影響が一番きいているように思います。

例えばですが継続して100億の利益を上げる企業が100億の時価総額であり続けることはほぼ考えられません。
もし100億の時価総額になっていればそこで買えはローリスク・ハイリターンの投資となります。

リスクとリターンは投資先のもの(投資後の増減が大きいか?)と入るタイミング(投資後に増減の動く余地がどのくらいあるか)によってハイかローか決まると思っています。
リスクよりリターンが大きく動く余地があるタイミングで投資をしましょうということです。

下記の①がリスク・リターンが同じの投資のイメージで、このボラティリティ(振れ幅)が大きくなるとハイリスク・ハイリターンのものになります。
②がリスクよりリターンが大きい投資のイメージで、ボラティリティが大きくなればよりリターンが魅力になるローリスク・ハイリターンの投資になります。


投資をする際は②の投資を心がけると良いと思います。

ちなみに、相場全体の暴落時の投資は企業価値への影響が小さい企業を選べはリスクが減ってリターンが増えるローリスク・ハイリターンの投資ができる良いタイミングではあると思います。(ある程度長い期間の投資前提ですが)
逆に相場全体が加熱しているときは…

なお、レバレッジはどちらかというとハイリスク・ハイリターンと言えますが、単純に額(振れ幅)を増やすための手段となります。
使わない場合と比較して確率は変わらず額だけ大きくなるものなので、結果としてより大きいリスクとリターンになります。
レバレッジはただの資産増減の加速装置なので、現物で利益が出せる前提で使わなければ結局損が加速するだけとなります。
気をつけましょう。

前回記事mm-miyabii.hatenablog.com