企業概要
Eコマースサポート会社。コマース事業(モバイルアクセサリーの企画・デザインとネット販売・卸売、海外販売)、プラットフォーム事業(ネット通販サポート、複数ネットショップ一元管理、運営代行)を展開。コマース事業ではスマートフォン・携帯電話向けアクセサリー等の雑貨商品の企画・仕入(主力商品はオリジナル「iFaceシリーズ」)と販売(ECモールサイト販売、自社ネット販売、大手雑貨量販店・大手家電量販店等への卸販売)。プラットフォーム事業はEC事業者向けに、ネットショップ運営に必要なバックオフィス業務を一元管理できるクラウド・ASPサービス「ネクストエンジン」を開発・提供(契約数4000社)、海外展開を推進(eBay用自動連携アプリ開発)。2016年ラクス<3923>、デジタルスタジオ(越境EC支援連携)、ジェネレーションパス<3195>と業務提携。2019年IoT事業に参入(音声メッセージロボット「Hamic BEAR」を発売。2020年ロジザード<4391>の在庫管理システムと完全自動連携。
業績から
- 1Qの前年比マイナスから2Qでは増収二桁増益と大きく巻き返し。
- 2Q単体では二桁増収増益。営業利益は前年比+40%増。
- ネクストエンジンの売上、利益は1Qの好調そのままに推移
- 営業利益率は19%で2Qとしてはここ5年では1番の高水準に (5年なのは自分がそこまでしか調べてないから)
- 売上、営業利益、利益率の全てが過去5年では1番の高水準
指標値から
- ここ数年ROEは20%オーバーの高水準を維持している
- 自己資本比率が71.6%と問題なし
- 今期に入って9億ほど借り入れをしているが自己資本比率への影響は軽微
- 2QでのフリーCFは大きくマイナス
- 売上債権は減少したが、棚卸し資産と前渡金が増加。関係会社株式売却益がマイナスなのはキャッシュインが先だからか。
- 保有キャッシュが豊富であるためこの程度は全く問題にはならない
チャートから
定性的な面から
ポジティブ
- iFaceの人気は新型IPhoneでも相変わらずに見える
- ネクストエンジンの月次解約率の平均は1%以下と低水準に思える
ネガティブ
- 原油や資源価格高騰による原材料価格の高等は影響しそう
その他
- コンサルティングは自社でECをやっていることからもノウハウがあって面白い事業かも
- ふるさと納税支援サービスへの参入は今更感もあるが勝算ありなのか?
- ネクストエンジンの導入だからECと同じで色々なサイトを繋ぐ役割?
- ネクストエンジンはECの販売データが中を通っているので、機能を追加していけば分析等の便利機能がどんどん増える
- iFaceの海外展開がうまくいけば販路はさらに拡大
- 将来の利益計算をするのはある程度軌道に乗ってからか