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長期投資のための(てきとう)企業・業績分析を垂れ流すブログ

【決算分析】3087 ドトール・日レスHD (2022年2月期 第2四半期決算)

企業概要

日本トップクラスの外食グループ。日本最大級のコーヒーチェーン「ドトールコーヒーショップ」「エクセルシオール」「星乃珈琲」、パスタ専門店「洋麺屋五右衛門」など国内2012店舗(2021年2月)。 ドトールコーヒー日本レストランシステムを傘下に持つ。日本レストランシステムはパスタ、コーヒー、石釜パン工房、洋風レストラン、うなぎ、カレーパンなどの多様な店舗を出店。「白ドトール」による店舗リニューアル、「星乃珈琲」「OSLO COFFEE」の店舗拡大、統合新会社D&Nカフェレストランによる新店舗開発、海外店舗拡大などに注力。2007年日本レストランシステムドトールコーヒー持株会社として設立。2016年プレミアムコーヒー&ティーの「神乃珈琲」営業開始。2017年中国におけるドトールコーヒーショップの事業展開で小南国社(香港)と合弁会社設立。

業績から

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  • 売上は大きく回復したものの営業利益の赤字は継続。ただし、純利益は協力金のおかげで黒字化。
    • お酒を提供するお店でもないのに赤字継続しているのは解せないのでもう少し理由を深堀りたいが…
    • 黒字化は売上がコロナ前の水準くらいまで戻らないと厳しいのか
  • 通年では営業利益を含めて黒字化予定

指標値から

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  • PBRを考えると割安と言っていいか
  • 自己資本比率からも分かる通り財務は盤石
    • 総資産の2/3が現金…キャッシュ持ちすぎ問題
    • この盤石すぎる財務が資本効率(ROE)を悪化させている一因

チャートから

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  • チャートは戻り基調

定性的な面から

ポジティブ

  • コロナ禍の中、50店舗を新規出店

ネガティブ

  • コロナに対応しきれているは言えない状況
    • そもそもコロナ後に人の動きが戻ってからが逆襲の本番と見ているのか?

その他

  • 協力金で現金が更に積み上がり