企業概要
大手イタリアンファミリーレストランチェーン。関東・中部・近畿圏を中心に低価格なイタリアンワイン&カフェレストラン「サイゼリヤ」のチェーン運営(全国1091店舗、2021年2月)。看板メニュー300円の「ミラノ風ドリア」、パスタ・ワイン・オリーブオイルをイタリアから輸入、全店でのドリンクバー導入、「お持ち帰りメニュー」、十数種のワインメニューなどに特色。ワイン消費量は国内トップ。サイゼリヤ農場を初めとした契約農家と協力してサイゼリヤ仕様の野菜を開発(製造直販体制を確立)。海外は上海・広州・北京・香港・シンガポール・台湾に約430店舗。2012年パスタ専門店のファストフード「マリアーノ」をオープン。2016年スープパスタ専門店「ZUPPA di PASTA」、2018年フレッシュ&ナチュラルのカフェスタンド 、2019年Latteとfロールの「リフレスカ」をオープン。
業績から
- 売上は横ばい。利益は協力金のおかげで黒字化。
- 4Q単体では売上も復調の気配だが利益に関しては大きく赤字に
- 協力金の一部が未入金となり経常利益と純利益については下方修正
- 前期の未入金分20億の協力金が今期の営業外収益として上乗せ。
- 今期は売上が大きく伸びる
- 中間決算では売上がしっかり伸びるのに対して利益がほとんど出ていないので、コロナの警戒、もしくは何らかの先行投資を実施か
チャートから
- コロナショックからだいぶ戻してきた感はある…というかコロナ前の水準を回復してる
- 流石にこの数字で2018年頃の高値を追うのは厳しいか…
定性的な面から
ポジティブ
- アジア圏は絶好調
- コロナによる混乱が徐々に収束の兆しに
- 国内、海外ともに店舗数は増加傾向
ネガティブ
- コロナにより生活様式に大きな変化が生まれてしまった
- 社会にデリバリが定着しており外食業界にも影響が
その他
- 協力金の影響もありEPSは過去最高に(嵩上げの結果なのであまり意味ないけど)