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企業概要
産業機器・資材の専門技術商社。国内有力メーカーからFA機器を中核に情報・通信機器、電子・デバイス機器、電設資材を仕入れ(メーカー代行)、国内企業・海外子会社への販売(購買代行)と輸出入業務。「もの造りサポーティングカンパニー」として、工場のFA・制御機器、電子部品からオフィスのOA機器、通信機器、照明・空調機器などの電設資材までエレクトロニクスに関連する商品全般を取扱う。1000社超の仕入先からの商品を約6000社の顧客に販売。IoT関連市場・メディカル市場・自動車関連市場・再販ビジネスへの取組み、オリジナルブランド「Ubon(ユーボン)」の商材品揃え、通販サイト「FA Ubon」を推進。主要代理店契約先はオムロン(国内最大手)、パナソニック、日東工業。2016年愛知電機を子会社化(2022年吸収合併)。2017年MVNO事業に参入(M2M専用モバイルインターネットサービスを開始)。主要取引先は東京エレクトロン宮城。
業績・財務の推移
- アフターコロナで売上が一気に急回復
- 営業利益についていても売上の伸びとともに急進
- 利益率は低めながらも今期は5%超に
- コロナ前のROEは5%程度だったものが前期・今期は10%超えに
- 直近の1Q(単体)は前年同期比で二桁増収増益
- 特に営業利益は前期比で+50%ほどに
従業員数と一人あたりの売上の推移
- コロナを期に従業員数は減少傾向
- スリム化?
- 従業員数の減少に反して一人当たりの売上、利益は改善
指標値
- PERは13.7倍とシクリカルな企業の割には買われている印象
- EV/EVITDAは10.3倍と割と高め
- ROICの値は9.89%とそこまで良くはない
還元
- 配当性向は72.7%と利益はほぼ還元状態
- 配当利回りは4.79%と高配当だが配当性向がかなり高いから…
チャート
- チャートは右肩上がり…天井にも見えるが
定性分析
- ストック性は低い
- スイッチングコストはやや高め
- 基本機器はメーカー等を統一する必要があるため
- 参入障壁はやや高め
- 品質と技術がそこそこ必要なため
- ネットワーク効果はややあり
- スイッチングコストと同じ理由
- 低コスト(薄利多売)戦略
- 高品質の分野だが参入企業が多すぎるか…
- FA機器は今後も伸びるだろうが競争が激しいので利益を確保し続けられるのか…
企業名
7480 スズデン
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